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「永遠平和のために」を読む2

kanto3

永遠平和のために」を読む2

第1章
その2「独立している国を(小国であれ大国であれかかわりなく)、べつの国が、引きついだり買収したり、贈与したりしてはならない」

 国家は(それぞれが占めている土地などのような)所有物でも財産でもない。みずからで支配し、みずからで運営する一つの人間社会であるという、カントの定義は、言われればもっともだが、目からウロコ的なインパクトがある。
 意志を持つ人格を否定し、他国を所有物とする植民地政策への批判というのが、カントの時代背景を考えれば、素直な読み方であろう。民族自決の原則を言っていると解釈できそうだ。

 そこで現代を見ればどうなるのか。グローバルの時代と言われるが、実は産業革命で必要なものを作って使う発想から、作ったものを売って儲ける発想に転換し、今も続いている。あるいは作るのに必要な資源を得ようと国家戦略を立てて実行する(象徴が全世界で必要としながら地域偏在する原油)。ある国を自国の思い通りの体制に構築し、実質的に支配しようという思惑は全世界で入り乱れている。軍事的戦争がなくても経済戦争は恒常化し、時として軍事戦争に発展していると言えばいいだろうか。

テーマ : 紹介したい本
ジャンル : 本・雑誌

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Re: 「永遠平和のために」を読む2

すべての戦争には地理が深くかかわっていませんか。地下資源を抱えている国といない国、それに隣接する国との資源を巡る争い・・・。
島国ゆえに大陸の小国に比してわりとのほほんとしていた日本。今まで棚上げしてきた海底油田の境界認識問題が中国の発展にともなって早急な対処を要することとして急浮上してきました。
そして原油もそうですが、次は「水」が紛争のターゲットになりそうではありませんか。心配です。

Re: 「永遠平和のために」を読む2

人間の私利私欲のための醜い争い
終止符がうたれる事はあるのでしょうか。

その内に人間と自然界との戦争が勃発しそうな気さえします。
また機会があれば「永遠平和のために」読んでみようと思います。

Re: 「永遠平和のために」を読む2

まめゆりさん、21世紀に入る前、マスメディアには21世紀は水の世紀という言葉が躍っていた観があります。
砂漠化は20世紀の時点から進行していて、深刻化すると唱えていたのは1人や2人ではありません。
日本では少子高齢化で人口減少社会に転じましたが、世界に目を転じると人口爆発の国は少なくありません。
その点で言えば、食糧というものも、実は地域偏在が顕著で食べ残しが半端じゃない国もあれば、飢餓に苦しんでいる国もあります。

Re: 「永遠平和のために」を読む2

はるひさん、自然界との戦いに人間は敗れるでしょう。
それを承知で人間は謙虚にならなければ、人間は滅びます。
地球はどんな環境になろうと、存在するのです。ただ人間が住める環境を維持できるかどうかの問題。しかも人間の覚悟で持続できる可能性が残されています。

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