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「永遠平和のために」を読む4

kanto5


永遠平和のために」を読む4

第1章
その4 「対外紛争ために国債を発行してはならない」

 カントは「借款によって戦争を起こす気安さ」と断じている。戦争が先にありという人間(権力者)の本性とでも言いたいのだろう。もしかしたら、戦争の相手国に国債を買ってもらい戦費に充てる金を捻出することもあり得るのだ。

 戦争状態になくても、軍事費(防衛費)はとにかく費用が膨大で、戦争がなければ(侵略に備えるためといっても)無駄遣いと言えなくもない。財政状況が厳しい中で、ほかのことを切りつめてでも軍事費はアンタッチャブルというのは、どれだけ国民のコンセンサスを得られるものか怪しい。

 飢餓が起きているような国には軍事費に莫大な金が注がれ、医療や食料に金が回らないというのも少なくないようだ。

 ところで、日本は国地方を問わずに借金大国。なのに「思いやり予算」とかいって多額の「献金」をしているのをカントはどう思うだろうか。

テーマ : 紹介したい本
ジャンル : 本・雑誌

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Re: 「永遠平和のために」を読む4

そうですよね、借金してまで戦争しちゃいけませんよね。

日本のODAとかも疑問に思ってます。
軍事費を膨大に使ってる国にまでODAで援助しています。
世界貢献も大切だと思いますが、今のままのやり方にはあまり賛成出来ません。ただのばら撒きの様な気がして。

思いやり予算も軍事費。
減らしたいものです。

Re: 「永遠平和のために」を読む4

福祉国家としての国の形をしっかりときめて、しっかりと予算の配分をきめ、子孫に残す借金をすこしでも減らすべきですね。

Re: 「永遠平和のために」を読む4

ほんとうですね。思いやり予算だなんて都合のいい日本語をくっつけて。納得できない費目ばかりであきれてしまいます。
身内にばかりおもいやっている官僚体質といい「公僕」という言葉の意味をもう一度辞書で引いてみてほしいものです。

Re: 「永遠平和のために」を読む4

この本を読みながら頭をよぎったのは、日本やアメリカのことでした。この文を読んだときにも…。
カントが書いた当時は、ヨーロッパ列強のことだったのでしょうが、今、やはり、元凶はアメリカ。
先だっての「自衛隊イラク派兵の違憲判決」は、快挙でした。強国の横暴は、止めにして欲しい。

この本、写真と言葉はわかりやすいのですが、訳のところの詳しい解説が、私には解りかねるところがあって、こもれびさんの補説を楽しみにしています。
発売は集英社だけれど、発行が綜合社という小さい所なので、私も手に入れるのに時間がかかりました。

Re: 「永遠平和のために」を読む4

yoshiさん、自分だけがいいということで、他国の人々の生活がよくなるかどうかは関係ないというのでは、国際社会の中では認められないでしょう。
医療や教育などに物質的、金銭的な援助をしていくべき人々がいます。
あとは自立していくためのビジョンを明確にした上での援助となりましょう。

Re: 「永遠平和のために」を読む4

森の生活さん、安心のためになら納税者も納得できるはず。
ところが、今はいいかげんなことが多すぎます。

Re: 「永遠平和のために」を読む4

まめゆりさん、国土交通省の道路特定財源の使い方で問題が出ていますが、思いやり予算はそれと同様かそれ以上に、首を傾げたくなるような施設整備にも相当額が使われているように思えます。

Re: 「永遠平和のために」を読む4

大空の亀さん、今や米国が唯一の大国になってしまったような状況ですからね。
大国はほかにあれども、大国のレベルが違うように思えます。
和訳本は以前から出ていたということですが、おそらくこの本が一番、現代の日本人に分かりやすい翻訳になっていると思われます。
それでも、カントがその時代、検閲や権力のにらみを避けるために工夫した表現がベースになっているはずなので、理解しにくい表現が出てきているのだと思います。

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